この話は
2010年07月20日(火) 11時05分22秒
テーマ:BAUMコーチの日記
より転載です。
この間ラジオを聴いていたら
元シンクロナイズドスイミング日本代表の武田美保さんがゲストで
恩師の井村雅代先生に言われた 一流の選手についての話をしていました。
「そうですね・・・
ある日、いつも怒られてる内容とは違う主旨のことで
呼び出されたことがあったんですけど、あまり怒ってらっしゃら
ないんですね顔の表情とか見ると、、、
それでいきなり切り出されたのが、
“一流の選手ってどういう選手のことを言うと思う?”
って聞かれたんです。
それで、私は自分なりに考えて
“やっぱりどの大会でも手を抜かず、常に良い成績で
やり続けられる選手だと思います”って答えたと思うんですよ、
そうすると
“あんたらしい答えやな” って言われて・・・
“違う。
一流って一人じゃなれへんの。色んな人の手を借りて、
もう本当に多大な協力を得て初めて
大きな目標であればあるほど到達するんだけども、
今のあなたは強ければいいと思ってるそのままの答えだった。
人間性が伴ってない、品格とかそういうものが伴ってない。
もう、この選手を応援したいよね、何て気持ちのいい選手なんだろう、
接してて挨拶一つにしろ、もうこの人応援してあげなきゃって思うような・・・
そういうものをあなたは今、持ち合わせてないよ”
って言われたんです。
feel the mind~最上の出会い~ より